谷戸の風景を楽しむ・・泉の森・自然観察センターへ

約5.3km 約8.200歩

散策コース

相鉄線大和駅(出発)→ふれあいの森→台湾亭→熊野神社→泉の森→引地川水源地→自然観察センター→緑のかけ橋→郷土民家園→桜森稲荷神社→

相鉄線相模大塚駅(解散)


 

大和駅

 

駅名の由来

 

駅開業時の地名である「高座郡大和村から。なお、小田急線の駅開業当時の「西大和」は相模鉄道の駅が東にあったことから、大和に「西」を冠した駅名であった。1944年に相模鉄道と乗り換え駅になったのを機に、「大和」と改称された。

 

1926大正15年)5月12 - 旧・神中鉄道の大和駅として開業。

 


 

大和ふれあいの森

 

 大和駅からプロムナードを歩いて600m、泉の森に至る入口にあるのがふれあいの森です。ここは、水と緑と花をテーマに施設が整備されています。春には数万株の芝桜のピンクが皆様をお迎えします。

 

 東名高速道路と県道横浜厚木線までの区域がふれあいの森です。引地川を背骨として、南から「親水広場」、「グリーンアップセンター」、「ふれあい広場」、「緑の見本園」、「台湾亭四阿」などがあります。

 

 ふれあい広場の前を流れる引地川は、以前は三面をコンクリートで覆われていましたが、生物の良好な生息環境をできるだけ改変しないよう配慮した「近自然工法」と呼ばれる手法による改修工事を行い、平成53月に自然護岸が復活しました。


 

台湾亭

 

先の大戦中、将来の航空技師を夢見て、台湾少年工.8.400名が高座海軍工廠(こうしょう)

 戦闘機「雷電」の製作に従事しました。工廠は、現在の座間市栗原にあり、寄宿舎は、大和市上草柳にありました。

 

 敗戦により夢破れて帰国した少年工は、その高い技術と精神力により台湾工業化の中核として活躍、1993-6-9日、彼らが第二の故郷と呼ぶ大和市を50年ぶりに訪れました。

 

 その時、上草柳の「ふれあいの森」に建設された。

 この台湾亭は、その時、台湾少年工の同窓組織である台湾高座会から日台の友好親善と世界平和を祈念し、大和市へ1997年に寄贈されたものです。

 


 熊野神社

  1、鎮座地 大和市上草柳九〇五番地  
 
2、御祭神 素盞嗚尊・速玉之男尊・伊邪那岐尊・事解之男尊  
 
3、由緒沿革 新編相模風土記及び古文書によれば往古は沢柳村と称し安土、桃山時代の末期慶長年中迄は深見村に属し正保年中に於て深見村を離れて草柳村と改めらる。 


 
当熊野神社は創立年代不詳なるも、江戸時代の初期地頭戸田五助その御神徳の偉大さに感銘し草柳村総氏子の赤誠により総鎮守として宮を再建、熊野三社大権現宮の名も一層庶民に知られ、江戸時代末期弘化二年二月、名主彦右衛門村民の総意を得、改めて熊野三社大権現を勧遷。盛大な五穀豊穣祭・祈雨祭等執行し其の御加護を乞い愈々崇敬も高まる。 
 
尚嘉永六年十一月五日、神祗伯資訓王により再び熊野三社大権現を勧遷奉斉して以来五穀豊穣守護縁結び交通安全、除災招福の守護神として広く世に知れ亘り庶民の崇敬一層 篤くなれりと言い伝わる。 

 


泉の森

泉の森(いずみのもり)は、神奈川県大和市にある公園である。引地川の水源地を中心に、国道246号を挟むようにして約42ヘクタールが整備されている。

 

特別緑地保全地区一帯はかつて引地川沿いの谷戸田だった。しかし都市化が進むと雨量の流入が多くなり、洪水が発生するようになった。そこで1982年(昭和57年)に上草柳調整池を整備し、周囲を公園(42ha)として開放した。

 

水源地を含み緑地が多いのが特徴となっている。設備としては、湿生植物園、緑のかけ橋、水車小屋、郷土民家園、ふれあいキャンプ場、自然観察センター・しらかしの家などがある。


 

引地川の概要

 引地川は、神奈川県大和市上草柳(かみそうやぎ)水源地を起点として、大和市・綾瀬市・藤沢市内を流れ、途中蓼川(たてかわ)・不動川・一色川・小糸川と合流し終点を相模湾とする全長約21.kmの中小河川です。
起点より4.46kmの部分が準用河川として大和市管理区間、河口までの残りの区間が二級河川として神奈川県の管理となっています。

 

 「引地川」の由来

 引地川は、大和市上草柳にある神奈川県企業庁の水源地を源とし、藤沢市鵠沼海岸に注ぐ延長21.3km、流域面積67k㎡の河川です。

 

 引地川の名前の由来は様々の説がありますが、その一つとして、「土地が川の流れによって押し出される」 という意味があると云われています。
                                                      この川がかつてよく洪水や氾濫を起こし、土地をけずるように流れていたことが

                           想像されます。

 


 

自然観察センター

 

施設紹介

 自然観察センター・しらかしの家は、自然をメインテーマとし、泉の森を中心に大和の自然を守り育てて行くための、様々な活動の拠点となる施設です。

 

 ここでは、植物や昆虫や野鳥といった身近な生き物や、それらを取り巻く環境を観察したり、今ある自然と人間との関わり合いを学んだり、自然をテーマにした活動を行っています。

しらかしの家では、「泉の森」で自然に親しむ行事が行われています。


 

 

緑のかけ橋

 

 木製・斜張橋としては日本最長です。地権者や市民と

 市が厚い意思を一つにして緑を守る架け橋にしたいとの思

 いが込められた名前だそうです。

 



 

郷土民家園

 

大和市の重要有形文化財に指定された2棟の民家を移築復元したものです。茅葺屋根の懐かしさ漂う雰囲気の中で、ゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

園内には様々な草花や樹木が植えられているので、秋の景色が楽しめるかもしれません。


 

桜森稲荷神社

宇迦之御魂命 ( うかのみたまのみこと )

菅原道真 ( すがわらみちざね )

伊弉諾尊 ( いざなぎのみこと )

伊弉冉尊 ( いざなみのみこと )


 

相模大塚駅

 

 歴史

 1926大正15年)5月12 - 旧・神中鉄道の駅として現在のさがみ野駅付近に開業。

 

1943昭和18年)頃 - 現在地に移転。

 

当駅は厚木基地への最寄り駅であったことから、現在地に移転後しばらくの間ローマ字表記の方面サインが設置されていた。

 

 駅名の由来

 駅名は、開業時の所在地付近にあったとされる「相模大塚古墳」に由来している